人見知りに悩む人へ
今日は「人見知り」について考えます。
僕はものすごい人見知り、というわけではありません。
ちょうどええ人見知りで、ちょうどええ感じに誰とでも仲良くなれます。
逆に言うとインパクトが無いのかもしれません。
みんなそれぞれ個性があるので、すぐ誰とでも仲良くなれる人も、人見知りな人も、長所と短所があって当然なんです。
物事も性格も表裏一体ですから。
ただ、人見知りの人が社会では損をしやすいのも事実です。
「自分は人見知りだから人間関係が上手くいかない」と悩んでいる人はたくさんいます。
我がリファインにもいます。
その子は僕が今まで出会った中で一番人見知りかもしれません。
「初対面の人としゃべれない」なんてのは朝メシ前で、うちに入社した一年目の頃は「朝出勤する時にドアを開けるのが毎日緊張していて、それが一年間続いた」ほどの強者です。
それだけならまだしも、大親友と呼べる友達でさえ3ヶ月くらい会わないだけで、久しぶりに会うとかなり緊張してしまうそうです。
相当なもんです。
でも、頑張ってお客さんとお話をしています。
むしろ、お客さんには人見知りとは全然思われないんです。
そう思われないくらい人見知りを隠しきっています。
人見知りとは、人間(動物を含め)が持っている、見知らぬ相手に対しての警戒心であり、自己防衛本能が働いているために起こる自然な感情、だそうです。
つまり、決して「変わった人」ではないんです。
でも、重度の場合はコミュニケーション障害と間違えられてしまう事もあります。
人見知りの方の特徴には、
「初対面の人と上手く話せない」
「人前にいると無口になる」
「よく知る仲の相手とは普通に話せる」
などがあるそうです。
その心理としては
「周りからの評価が気になる」
「間違えてはいけない」
「失敗したらどうしよう」
「打ち解けられない」
「一人が好き」
などがあります。
でも、実は真面目で責任感があり相手のことを考えて気遣いや心配りができるというプラスの面もあります。
一口に「人見知り」と言っても、大きく分けると4つのタイプに分ける事が出来ます。
「自信が無く、人前で話す時には必ず台本が必要で、ミスを恐れるが為に人と関わる事を避ける完璧主義者タイプ」
「自分が周りからどう見られているか気になったり、嫌われたらどうしようかと考えてしまって仲良くなるのに時間がかかる、自意識過剰タイプ」
「 プライドが高い為に人に自分の気持ちをさらけ出せず、負けず嫌いが故に人と比べてしまい失敗する自分が許せない、上下関係がはっきりしてる相手や自分の事を好きになってくれる相手には心を開くが自分より優れてる相手や年の近い相手には心を開けない、仕事・勉強が出来る人タイプ」
「『一人でいる方が気楽でいい』と思うことが多いが、本当は人と接することが好きで、気遣いもでき、頼まれごとは都合が悪くても引き受けてしまうといういわゆる『いい人』になってしまう、殻に閉じこもるタイプ」
などなど、色々なタイプがありますが、共通しているのは「自分の考え方によって作り出されている」という事です。
そして、「自分に自信が持てない」というのも特徴です。
そんな人見知りも、誰にでも克服する事が出来る方法があります。
それは
「考え方を変える」
という事です。
そして、その考え方は5つ!
①間違えても仕方ない
②人は自分が思うほど気にしていない
③断ることは悪いことじゃない
④緊張しているのは自分だけじゃない
⑤自分らしくいればいい
この考え方になれないのは、キツい言い方をすると「自意識過剰」という事です。
人見知りとは、人からどう見られているかが気になるからこそ起こる状態です。
そして、人の気持ちを気にし過ぎるのも、裏を返せば自分の評価が気になるという事なんです。
でも、あなたの周りを見て下さい。
他人の気持ちを全く気にしてない人が嫌われていますか?
むしろ、他人の顔色を気にしている人ほど、逆に相手をイライラさせている、という事がたくさんあると思います。
そして、例え他人を傷付けようとも自分の信念を貫く人は周りから信頼されていると思いませんか?
間違えたっていいじゃない!
大丈夫!誰もあなたの事は見てません!
あなたが他人の失敗をいつまでも気にしていないように、他人もあなたの短所を気にしていないから!
むしろダメな自分を笑えるくらいになろう!
そして、自分のリズムを、自分のペースを、自分の気持ちを大事にしよう!
そうじゃないとあなた自身とあなたを信じてくれている人に失礼ですよ!
気を遣い過ぎても、疲れるだけです。
自分、相手も。
だから
自分らしくね。
人は人。
自分は自分。
自分にしか出来ない事がある。
いや、例え何も出来ない事ばかりでも
いつか一発逆転できるから!