「白」か「黒」か
算数はわかりやすいですよね。
1+1=2だから。
ホームランは誰が見てもホームランだから気持ち良いですよね。
ただ、お客様と話していて「今、俺、めっちゃ上手い事言った!」っていうトークのホームランが以外とボテボテのピッチャーゴロになる事はよくありますが(笑)
家電はどうですか?
どう見ても冷蔵庫なのに「これは加湿器だ」と言って曲げない人はいないでしょう。
もしそんな人がいたら「そうそうそう、これは加湿器だから、部屋に置いておけばお肌しっとり〜、ってバカ野郎!」と言うノリつっ込みくらいしかしてあげられませんが(笑)
とにもかくにも世の中には誰が見ても「これは黒」であって「白ではない」っていう明らかな事はたくさんあって、
それは物質だったり、天候だったり、目に見える物なのかもしれません。
もちろんそれは「基本的には」というだけであって、目に見えている物が真実とは限りませんが。
理数系が好きな人はこういう物事がハッキリしている所を面白いと感じるでしょうか?
僕は文系なのでその面白しろさがあまりわかりませんが。
さて、本題に入ります。
僕は先にも述べたように文系なんですが、人の考え方には沢山の意見があって当然だと思っています。
これは裏を返すと信念が無いとも取れるんてすが。
言うなら、「答えは一つじゃない」という信念を持っている、と言ったところでしょうか。
今、世間をにぎわせている、某有名大学の某クラブチームが反則を犯した問題で、その監督やコーチが責任を取りましたよね。
僕も、あの選手がやった事はもちろん悪い事だと思いますが、やはりそれ以上にあの監督とコーチとあのクラブチームの有り方に問題があったんだと思っています。
そして連日のようにニュースになっていますが、それに関するある記事で「こういう監督を反面教師としてリーダーは自分の立ち振舞いを見直すべきだ」という事が書かれていました。
本当にそうだと思います。
ところが、その意見に対して「そんなクズから学ぶ事など一つも無い」という反論があったんです。
で、僕が思うにこのタイプの人は、かなり視野が狭くて自分の意見が全てで頭が固い人なんでしょう。
もちろん逆に言えば、信念がある、って事ですが。
でも、どうでしょう…
世の中、
色々な意見がある。
見る角度を変えたらまた別の見え方が出来る。
頭を柔らかくして相手の立場になってみると相手の気持ちに少しは寄り添える。
って事があると思います。
だから人間て面白いんですよね。
どうか、「白」と「黒」の間の無限の色を見つけて見ましょう!
なんて、その意見そのものが僕なりの「黒」かもしれませんが(笑)