最近の若者は(笑)

以前、面白い記事を読んだのを思い出したのでご紹介します。

 

平安時代中期の有名な女流歌人清少納言はこのように言っていたそうです。

「最近の若者は流行り言葉ばかり使って実に嘆かわしい」

 

5000年前のエジプトの壁画に「最近の若者はたるんでいる」というような内容の象形文字が見つかったそうです。

 

つまり、いつの時代も年長者は若者に対して何かしら言いたいという事です。

 

という事は今10代の子供達も年を取れば、その頃の子供達に対して「なってないな〜」

と思うわけです。

 

「今の子供達がなってないな〜、って思う50年後の子供達ってどんだけだよ?」って思います?

 

いやいや、今の子供は今の時代にあった生き方をしているだけで、僕らがそれに合わせる事も必要だし、そもそも僕も10代の頃を思い出すと、人を傷付けたり失礼な態度を取ったり自分中心の考えだったりしてたな〜って思います。

 

なので、僕は「出た!ゆとり世代!」って言葉を言った事も考えた事もありません。

 

むしろ、いわゆる「ゆとり世代」に当てはまる方達が今は社会の第一線で活躍してますしね。

 

僕の店なんて昭和生まれは僕一人ですよ(笑)

 

スタッフから、いつ「昭〜和!昭〜和!」って手をたたきながらいじめられる日が来るんだろうって毎日ビクビクしてます(笑)

 

ゆとり世代は勉強以外の事に対する時間が多かった分、スポーツや文化や芸術などに特化している方も多いそうですね。

 

何より、素直な子が本当に多いような気がします。

まあ、これに関しては、だから良いとは思いませんが…

もう少しとがっても良いというか、ズルさが無いというか…

とにかく昔より良い子が多いですね。

 

ただ、弱い子が増えた、これは間違いないと思います。

 

困りましたね。

 

ちょっと怒られただけで、親が亡くなったかのように落ち込む子が増えましたね。

 

以前は僕が怒鳴りつけても、その5分後には笑顔で「増田さん、昨日何かテレビ見ました〜」なんて話して来る子も多くて、それはそれで腹立ちますが(笑)、でもそのくらいのタフさが無いとこの世の中を、これからの世の中を生きていけないんですよね。

 

現にそういう子はとっくに僕より先を走ってますからね。

悔しいけど、嬉しい事です!

 

なので、もし僕が「最近の若者は」というならば「弱いな〜」の一言につきます。

 

でも、それがなぜかをよく考えてみます。

 

その答えは、

 

親が悪い!

 

あ、皆さんとっくに気付いてました?(笑)

 

でも、そうなんですよね。

 

最近は本当に子供に甘い親が増えましたね。

 

もちろんほとんどの親御さんはきちんと教育されてて、だから素直な子が多いんだと思いますので、あくまで一部の親御さんです。

 

甘くするのは勝手ですが、社会に出た時に上司や取り引き先まで自分の子供に甘くしてくれるわけないのに甘くしちゃうんだから、その内どこも雇ってくれなくなりますよ。

 

子供のうちから社会に出た時に耐えられるだけの心と体を作っておかないと。

 

それが親の責任でしょう。

 

なので、僕が結局言いたいのは「最近はたるんでいる親が増えたな〜」です。

 

子供をダメにする親をこう呼びましょう。

 

「ゆとり親世代」